前回ではフラダンスの笑顔について、笑顔の大切さと笑顔の難しさと笑顔の影響力について語りました。
今回は何故フラダンスは笑顔で踊らないといけないのか?ということを、
やぁやの経験や学びを通して、こうではないかなと思うことを述べたいと思います。
このブログを読むとフラダンスに笑顔が欠かせないという事の理由と、さらに、どういう笑顔が必要とされるのかがわかります。
うまく伝わらないかもしれませんが、20年余りのフラ人生の中で、体得したことを伝えたいと思います。
これからコンペを目指す全てのフラダンサーへ参考になれば嬉しいです。
出来るだけ噛み砕いてお話ししようと思います。
なんで笑顔で踊らないといけないのか?
結論から言うと
アウアナと呼ばれる現代フラダンスは、カヒコと呼ばれる古典のフラと違って、
ハワイのミュージシャンが、日々の生活の中で何かに感銘を受けたり
感動したりして曲が作られているということ。
それで、
ほとんどの曲は笑顔で、感動の笑顔で踊らなければならないということ。
悲しい曲であっても、かつての楽しい思い出を歌い上げているので、ダンサーは、悲しい曲も楽しい思い出として笑顔で踊らなければならない。
そもそもフラミュージックとその歌詞は、先に作られているので、
つまり振り付けはその後。
たくさんの振付師がミュージシャンと作詞者の気持ちを十分に理解して様々な振り付けを考えます。
ダンサーはダンサー一人一人が曲をつくった人すなわち作曲者の気持ちと作詞者の気持ちをきちんと理解した上で踊らねばなりません。
また、
フラとはそういうもの
フラダンスは文字で書き残せなかった文化や歴史や其の土地への愛、家族への愛や恋人への愛など、
それらの素晴らしさを伝える役目があったこと。
目の前で踊りを見ている人に、わかりやすく、物語を説明してあげるために、
すなわちその感動を伝えることがフラダンスの役目であるって言うこと。
だから最高の感動の笑顔でフラを踊らなければならないということ。
フラというものはそういうものだということがわかれば自ずと笑顔が生まれるはず。
そういうことで,
振りつけを覚えることや、ベーシックに汗を流すのと同じように、
一生懸命に、笑顔の練習をしましょう!
実を言うと、
やぁやはフラを習い始めてしばらくは、笑顔で踊ることに抵抗感がありました。
笑顔で踊りなさいと言われても、笑顔の理由がわからないのにどうして笑顔が作れるんだろうと。
意味もないのに何で笑わないといけないんだろうと思っていて。
それでレッスン中も一生懸命には笑うことはなかった。
その頃は YouTube もなければフラダンスの本もなくて・・・勉強のしようがなかった。
やがてテレビでもフラのレッスン番組が放送されてきて、
ビデオや専門書で勉強できるようになっても、
ステップやハンドモーションの説明解説ばかり・・・
なぜ笑顔が必要なのか?という単純な疑問は消えないまま、真剣な顔で踊っていた頃。
フラを踊るなら笑顔は当たり前でしょ、くらいな感覚でレッスンを受けていた。
無理やり笑うのは嫌だった。その頃のステージ写真の私の顔は、ご想像にお任せします!
ハンパなく真剣な顔は怖いものですよ!
自問自答の末、
本当に文字通り真剣に笑顔に取り組みだしたきっかけは、
やはりコンペティションを目標に置いたことだった。
そうでなければ、笑顔になるための勉強を真剣にはやらなかっただろう。
初めての宮崎のコンペティションでは笑顔が途切れて引きつってしまって自分自身にがっかり。
笑顔の難しさの壁にぶち当たっていた。
それで
メリーモナークの世界大会の受賞者の映像を何度も何度も見返して、
一体どういう笑顔でフラを踊るべきなのか?ということに真剣に取り組みだした。
どうしてハワイアンはあんなに自然な素敵な笑顔なんだろう!・・・
悩んだ挙句、わかったことは、決してただ笑えば良いのではなく、
フラダンサーは、
其の曲を作った人の感動と、其の曲の意味を、その曲のために踊らねばならない、と言うことに、
ようやく気づくことができた。
そして、其の感動を観客に伝えるためには、
笑顔には色々な笑顔があって、その笑顔のタイミングも強さも柔らかさも様々だということがわかった。
何をどうすれば素敵な自然な奥深い笑顔で踊ることができるんだろうと、このことばかり思い悩んでいた。
一生懸命悩んだからよかった。
それでようやく大切なものが少しずつ見えてきたんだもの。
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コメント
深いですね〜
だけどその深さのお陰でやり続けられてる気がします。
有難いことに今年から再スタートした自分レッスン
今、この時間が1番楽しくて仕方ない。^^;それは毎回、毎回学びを頂けている。そして程よい緊張感。これが私をグッと集中させてくれてます。
振りを覚えることは当たり前で、その曲をどう踊るのか?どう踊れば伝わるのか?
姿勢、目線、タイミング、全てが課題です。そして最大の課題が「笑顔」!!
作者の想いを大切に、瞳の動きから瞼の動かし方まで習得したい!笑顔を持続する為の顔筋トレーニング=リフトアップで一石二鳥ですね^^;
こんばんは、美知代さん。
コメントありがとうございます。
笑顔は素晴らしいですね!
私たちはみんな誰かの笑顔を追いかけて生きていますよね!
どんな時も笑顔で踊らないといけないフラってそれだけで、癒されて、素晴らしいですね!