㉙フラダンスは笑顔part 3  

フラダンス
赤いバラの恋人

前回の「フラダンスは笑顔 part 2」では、

フラダンスは感動を踊る踊り、だから奥深い笑顔が必要だということ。

さらには、

フラダンサーはハワイアンミュージックの作詞作曲者の曲に込めた感動を踊らないといけない。

ということがわかりました。

今回の Part 3では

どんな勉強をしたら奥深い感動の笑顔で踊れるのか。

このブログを読めばフラダンスを踊る上で、どのようなことに努力していけば

奥深い笑顔で踊ることができるのかが分かります。

やぁやの20年余りのフラ人生の中で、体得したことを伝えたいと思います。

これからコンペを目指す全てのフラダンサーへ参考になれば嬉しいです。

出来るだけ噛み砕いてお話ししようと思います。

奥深い感動の笑顔はどうすればいいの?

結論を言うと、まずはじめに以下の4つのことが大切。

1、今踊ろうとしているフラダンスの音楽の全体的なイメージを思い浮かべること。

2、曲の中の私は誰なのかを考えましょう。

3、曲の中のあなたユーは誰なのか考えましょう。

4、曲の中のアロハ(ラブ)のハンドモーションは何に対するラブなのか?

まずはこの4つから調べてみてね!

その音楽を聞いて、歌詞カードを読んで、

歌詞の中の上記の4つについて調べることがお勧めです。

これをやるのとやらないとでは全くフラを踊る表情が違ってきますよ。

それでは、詳しく解説をしますね。

もし今からプアオレナという曲を踊るとしたら?

まず1について。

例えば今からプアオレナという曲の1番を踊ることにしましょう。

愛らしいジンジャーの花を思い浮かべることができるでしょうか?

この曲は、james ・k・Kaholokuaさん作詞作曲の曲で、

ジンジャーの花は茎と葉だけが成長し、なかなか花が咲かない。

咲かない花を可憐な乙女と恥じらいに例えた名曲です。

ハワイのジンジャーの花でなくても、日本の生姜の可憐な花を思い浮かべても大丈夫。

でも今ならネットでいくらでもハワイの花が探索できますね!便利な世の中になりました!

生姜の花を見たことがない人はGoogle で調べてみましょう。

ジンジャーの花はどんな花なのか?

大きさや色や葉っぱの形など全体的な姿を知っておくといいですね。

葉っぱに埋もれたように咲く小さな可愛いお花だと言うことが分かります。

この歌の内容は、歌詞を読んでいくと恋の歌だと分かりますね。

夏の雨が、いつまでも葉っぱに隠れている可憐なジンジャーの花に、

「早く起きなさい」と、囁きかける恋の歌です。

曲の全体のイメージは恋であり、恋人をジンジャーの花に例えて歌っている曲なので、

ジンジャーの花を摘むときには恋人をそっと眠りから目覚めさせるような笑顔になりますね。

フラダンサーの腕の見せ所です。

審査員の先生方はその笑顔について、少なからず期待を持って見ておられることでしょう。

「自分だったらこんな風に踊りたいな」というイメージを持ちながら審査されていることでしょう。

全体的な笑顔のイメージとしては、消して賑やかすぎる笑顔ではなく、

しっとりとした愛情深い包み込むような笑顔で踊りたいですね。

私は誰でしょう?

花は恋人

次に2。私は誰なのか?

ジンジャーの花が恋人なのだから、 

当然、「私」はジンジャーの花の恋人で、曲の1・2番では夏の雨ということにななりますが、

お花は女性とは限りません。男性の時もあります。王様の時だってありますよ。

男女も地位の高い王様までも同じプア(お花)で表現するフラダンスは進んでいますよね。

ちなみに、曲の3番は風のささやきになりますから、風をジンジャーの花の恋人と思って踊ります。

「私の所にいらっしゃい」と言う振り付けのところは、ダンサー自身が女性の場合、

夏の雨や風は、すなわち恋人からのジンジャーの花へのキッスとして、

恋人のささやく声として、踊りましょう。

男性の気持ちになって踊ることも楽しいフラダンスの醍醐味ではないでしょうか。

自分が男性だったら・・なんて考えながら踊るなんて新鮮で楽しいことですね。

作者の「自分が夏の雨だったら、ささやく風だったらいいな」という願望もあるかもしれませんね。

次に、

あなたは誰なの?

3の「あなた」はこの曲の場合、

ジンジャーのお花ということになります。

私(作者か夏の雨や風)にとって大切な恋人ですね。

ラブにはいろいろあんですね!

4のラブのハンドモーションはこの曲プアオレナの中にはありません。

それで、例えば、カノホナピリカイの中にはたくさんのラブのハンドモーションがあります。

この曲の全体のイメージは、

ケアリイレイシェルさんの、彼のおばあちゃんに捧げる曲なので、

この曲の中のラブは全ておばあちゃんへの愛になります。

でも、逆に、おばあちゃんに恋心を抱いている人が踊るなら愛情たっぷりに踊るべきですよね!

まあ一般的には

男女の愛の笑顔の表情で踊ると、見ていて違和感を感じます。

自分をこよなく愛してくれた大切なおばあちゃんへの愛情のラブになりますから、

私だったら、穏やかな、しみじみとした感謝の気持ちの笑顔になると思います。

それでも、ダンサーそれぞれの個性があっていいのではないかな?

ご自分の大好きなおばあちゃんのことをまぶたにおいて踊ってみてください。

私はいつも、カノホナピリカイを踊る時は自分のおばあちゃんを思い出してしまって、

つい目の当たりが熱くなります。

今回はここまでにしておきます。次回のブログをお楽しみに!やぁや


参考にした本

ハワイアンメレ1001曲全集

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