106 トイレのドアが開かない!

その他
涼しさ!

どうして?

なんで?

こんな時に!

それに

寝起きの朝の一番大事な時に。

誰がしたの?

まさか私?それとも夫?

昨日の記憶を遡ってみたけどお互いわからない。

しかし昨夜は夫は飲み会だった!からか?

いやいや、

最近10秒前を忘れる私に原因があったことにしておこう。

でもおかしいなあ?

どう考えてもおかしい!

トイレの内側から、わざわざドアのつまみを横に回してからドアを閉めたなんて。

全くそんな記憶もないし信じられない 。

それで、

今まで気にもとめてなかったトイレの鍵のことを調査することにした。

トイレの内側から、

鍵をかけて開けたり閉めたり…

柱の穴にドアの突起がどんな動きをするのか?

じっくりと調べてみた。

すると、

頭の中で、鍵はこんなふうに閉まるんだと

おぼろげに思い込んでいたこととは違って、

実際は、

鍵をかけることで、

ドアの突起が動かなくなるのではなくて、

ドアの取っ手だけが動かなくなるということが判明。

即ち、

ドアの突起は、鍵をかけていても、かけていなくても、

いつでも出たり入ったりしているということがわかった。

それで、

トイレの開かないドアの取っ手を力任せにガチャガチャせずに、

ドアの突起と柱との隙間に丸く曲げた細い針金を差し込んで、

ゆっくりと手前に動かしたら突起が穴に引っ込んで…

まあなんということでしょう!

トイレのドアは何もなかったかのようにスーッと開きました!

生まれて初めての出来事にびっくり!

閉ざされた、全く使い物にならないトイレが、

一躍見事に自由なトイレに変身!

あのまま調べもせずに、ドアをもっともっとガチャガチャしていたら、

きっとドアの取っ手が潰れていたかも?

健気な夫がトイレの小さな窓から泥棒みたいに侵入しなければならなかったかも?

それとも業者を呼んで高い料金を支払う羽目になったかも?

考えればゾッとする。

日常生活にはいろんなことがあるんだな!

一つ一つ勉強!

初めに、

[こんな時に]と書いたが、何も朝にこんなことがあったから書いたのではない。

世界のどこかで起っている戦いでこの3週間ずっと傷ついている人がいること。

長く暗く悶々とした気持ちの中での出来事だったから。

世界中宇宙中の生き物が争わず幸せであってほしい。

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